CM撮影柏崎ロケの巻
H.14.5.9
5月8〜10日に飲料水のCM撮影が柏崎の米山地区でおこなわれました
女性スタッフが夕食の席をインターネットで当店を選んでくれました。
それでロケがあること教えてくれました。
翌日、撮影風景を撮りに行ってきました。その光景です。
場所は当旅館から車で15分の米山町の集落です。幾度となく通っている道ですが
まさかCMのロケ地になるとは思いもしませんでした。
昭和30年代の時代設定だそうです。
ロケがあることを柏崎市民は知らないようで、見物人はそこの住民数名程度でした。
最初は、邪魔になって怒られないように恐る恐る遠くから見ていました。
この民家と右手の路地がCMの舞台です。見物しはじめてから数分で私も場の雰囲気に慣れ
だんだん大胆に近寄って写真撮り始めました。でも怒られないし、いやな顔もされなかったです。
そのうちにカメラのモニターまで覗き込むという荒業もできました。
おそらく皆さん自分の仕事に集中しているので他人にかまっている余裕がなかったのでしょう。
写真中央のボウズ頭の子が今回の主役です(数人います) なんとこの赤ちゃんは現地調達の地元の子です。 男の子におんぶされて出演予定のようです。 でもびっくりして泣き出しました。一生懸命スタッフがあやしています。 CMは夏の設定なので子役さんはランニング姿。 肌寒い日なのにがんばってます。子供なのにプロなんだと感心しました。 |
監督の指示のもと70数名のスタッフが仕事をこなしています。 CM界で有名な実力ある監督だとスタッフに教えてもらいました。 「バカヤロ〜!」「何やってんだ!」との罵声が 静かな集落に響き渡っていました、かなりの緊張感。 その監督、金髪に皮ジャン、ピアスで年は私より若そう。 ヘタすると「そのスジの人」に見間違いそうですが・・・(失礼) 上下関係は絶対でした(若い衆めげずにガンバレ〜) |
籠の中に入っているのは近所のオバチャンち(左)の猫です 撮影に必要とかで急きょ駆り出されました。 普段との環境の違いに猫は興奮状態MAX。 スタッフの必死の手なづけにもかかわらず、籠を開けた途端 オバチャンの頬を引っかき逃げていきました (頬には引っかき傷が残りました、ホントです) |
新聞紙の上で金槌で割っているのは墨みたいなものでした 「何に使うんですか?」ときいたら 「地面を黒く見せる為に使うんです」とのこと。 ちなみに右のオバチャンは地元の人。 すっかりスタッフの一員のように、場になじんでました。 |
近所のオジチャンも撮影を見守ってます。 かなりメジャーなCMなのに地元マスコミも来ないです(知らないのか?) いいネタなのにもったいない。 私は、あまりに図々しい態度で見学していたせいか スタッフの一員だと思われていたようです(あとで聞きました) いろんな会社が集まっての撮影なので全員が顔見知りではないそうです。 |
昼食の用意をするスタッフ。この日はカニ汁を作ってました。 「ここらの人は味噌どんなの使うの?」と私に聞きに来ました。 午後一時ですがまだ制作途中です。 ちなみにこの日のスタッフの夕食は午後11時過ぎになったそうです 体力と忍耐がなければこの仕事は出来ないようです。 |